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3月のライオン第20話 京都 獅子王戦宗谷vs島田第4局 感想・ネタバレ見逃し動画配信無料情報

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目次

他のものに目もくれずに真剣に向き合ったものだけがたどり着ける一手

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3月のライオンとは?簡単なあらすじ

主人公の桐山零は1年遅れの高校2年生。プロ棋士で将棋5段。

幼い頃に事故で両親を亡くし、プロ棋士の幸田の家に養子として引き取られ、そこで将棋で生きていくことを決断する。

才気に溢れ、史上5人目の中学生プロ棋士として話題になったが、その後停滞する。

 

家族関係の複雑さから、半ば逃げるようにして、それでいて棋士として自活ができる程度の稼ぎを得て、高校生ながら一人暮らしを始める。

 

そこで、たまたま出会った川本家。

ほんわかして、温かい、でも複雑な4人家族。

 

そして、因縁深いライバル二階堂。

 

これらのユニークな人々に囲まれながら、再び棋士としての道を進んでいく。

 

「これは、様々な人間が何かを取り戻していく、優しい物語」

 

賞金額が高く、棋士の注目度も高い獅子王戦。

桐山零は準々決勝で島田7段に敗れる。

 

準決勝は、島田対後藤。

後藤は、既婚だが桐山零の義理の姉香子に好意を持たれている。

その因縁から逆に目の前への集中がなくなった桐山零は、島田との対局中我を見失い、敗れる。

 

その後、島田7段の主催する勉強会に参加することになり、決勝直前の1対1の対局相手までも務める役割を担った。

 

そして、宗谷獅子王と、島田7段の7番勝負、第4戦。

現在宗谷の3連勝。島田は後がないが、負けられない理由があった。

それは、第5戦の開催地。

島田の地元山形だった。

 

というのが前回までのお話です。

もし、まだ見てない、という人はHulu(フールー)にて配信しているので、そちらをご覧ください。(違法の無料動画サイトには要注意!)

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3月のライオン第20話 京都 ネタバレ・感想

以下はネタバレを含む感想です。

気をつけてくださいねw

 

島田7段がなぜ桐山零を勉強会に誘い、1対1の対局も行ったか

これは、最後の1手に集約されていました。

宗谷と、同じ感性を持ち、同じ一手に気づいていた桐山。

 

もちろん、横で解説していた雷堂棋竜も、棋竜なだけあって、実際の勝負の集中力をもってしたらわかりません。しかし、少なくとも、この場では気づかなかった。

 

島田7段が投了した後、桐山零と宗谷獅子王が置いた1手は一緒で、しかも、宗谷が詰みになる1手でした。

 

桐山と宗谷は、島田が徐々に宗谷を追い詰めていく盤を感じており、島田、雷堂、その他大勢は、宗谷が島田に圧勝している、という盤を感じていました。

 

終局後の1手を置いた宗谷が口にした一言がとても象徴的。

 

「君は僕を信用しすぎだ」

 

勝負の相手のことを大きく見過ぎてしまったがゆえに、自分の優位を客観的に捉えられなくなっていた。

そのことを指しているのでしょう。

 

なぜなら、負けを判断した状況は、実は1手で宗谷が詰んでいた状況だったわけで、必死に宗谷の攻めを耐えていた島田は、実は、(おそらく)図らずして、宗谷を追い詰める場面を作り出していたのです。

 

もしかすると、流れとしては宗谷が圧倒的で、だけれども、その盤面の状況にさえすることができれば、一発逆転のチャンスがある、その1瞬だったが故に、思いつかなかったのかもしれません。

 

島田は、理論派です。秀才なのでしょう。

対して、宗谷や、桐山は天才肌です。

「気持ち悪い」とか「活力を感じる」とか、直感的な言葉が散見されます。

 

「直感」と「理屈」のバランスが良い、と言い換えてもいいのかもしれません。

直感で、自分に優位な勝てる手、あるいは、状況を高いできる手、最善手を作り出せ、それに論理的な裏付けを与えられるだけの理論構築もできる、そういう二人なのかもしれません。

 

羽生善治さんも、直感で5通りくらいに絞り込み、その妥当性について考えていく、ということを言っていました。

 

理屈だけで考えようとすると、いくら時間があっても足りません。(総当たり戦をしないといけないわけです)

なので、直感で妥当性の高さを判断して、考える手筋を絞り込む、ということですね。

これは、やろうと思って、感性を磨きこまないとできない芸当なのでしょう。

 

だからこそ、島田は、その感性をすでに持っている桐山の相手をすることにより、その領域に近づこう、自分ができなくとも、どのような判断をしているのかを探ろうとしたのかもしれません。

 

いや、島田7段が勝って、地元で意気込んでいるところで、熱い勝負を繰り広げる、なんてことをちょっと期待したのですが、そんなことはなく、地力の差、島田と桐山の戦いの時と同じもの、を感じさせられて終わってしまいました。

 

宗谷(天才)>島田(秀才)>桐山(天才)

 

このサンドイッチが意味するところは、秀才も天才もどっちでも勝負になるということです。

天才にもレベル感があり、桐山レベルの天才は、島田レベルの秀才に敵いません。

つまり、宗谷にどこまで肉薄できるか、の勝負でもあり、島田は実は宗谷に手がとどく範囲にはいるのだ、ということもわかります。

 

今後の展開が楽しみですね。

果たして、宗谷に黒星がつくシーンが描かれるのでしょうか?

 

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3月のライオンは、土曜の23時からNHKで放送しているアニメですが、この時間テレビの前にいない人も多いかもしれません。(私もそうです)

そういう人は、どこかで見逃し配信していないか、と探すかと思います。

私も探しました。

 

オフィシャルサイトにも書いてありますが、見逃し配信はJCOMとHulu(フールー)だけのようです。

 

Huluは月額933円で様々なドラマ・アニメが見放題。

しかも、日本テレビ系列なので、日テレのドラマ、アニメは優先して配信されています。

今なら、東京タラレバ娘が日テレのドラマなので、Huluで見ている人も多いかもしれません。

1話から見直したい、前に見たシーンをもう一度見直したい、と思った時に、Hulu(フールー)は非常に便利です。

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