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陰陽の対比がえげつない!3月のライオン第1話桐山零/河沿いの町 感想・ネタバレ/見逃し配信動画情報

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目次

3月のライオンとは?

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主人公・桐山零は、幼い頃、事故で家族を失い、心に深い孤独を背負う17歳のプロ将棋棋士。東京の下町に1人で暮らす零は、あかり・ひなた・モモの3姉妹と出会い、少しずつ変わり始めていく。

これは、様々な人間が「何か」を取り戻していく、優しい物語。
そして、戦いの物語――。

NHK総合の土曜夜23時から放送している、将棋アニメ。

原作は、ヤングアニマルで連載中。作者は羽海野チカハチミツとクローバーで同じみ。

見逃し配信は、J-COMとHulu独占。

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原作も非常に面白い。

 

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)

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以下ネタバレ注意>>>

 

Chapter 1 桐山零 

良くも悪くもこんなにBGMの重要性を感じる話もないでしょう。

 

なんせ、黒い魔女っぽい女が話をする以外、主人公が全く話さない。

 

しかも、最初の1局が、育ての父。

そして、倒してしまうのだ。

 

なんと切ない。

 

その切ない気持ちの中、向かうのが川本家。

 

迎えてくれる、ももとあかりとひなた。

 

この、ほんわか感と殺伐感の対比がすごい。

 

そして、ほんわかしているのに、

「お母さん、おばあちゃん」と手を合わせてご飯が始まるのだ。

しかも、父親は最後まで現れない。名前も出ない。

 

複雑さとほんわか感の対比がやばい。

 

極め付けは、流れてくる父殺しのニュース。

ほんわかした食事中にそれかよ、と思いきや、父倒しの自分を重ねるダークサイドの零。

 

零の自分の家の居辛さ・冷たさと、川本家のいやすさ・温かさが対比されていて、これだけでも憂鬱オーラがムンムンしている。

 

絵柄は小学生でも楽しめそうだし、小学生が将棋を楽しめそうなイベントもあとで出てくるのに、のっけからこれじゃ、子供はついていけないだろうな〜

それとも、よくわからないけど、可愛かったり、怖かったり思いながら見るんだろうか?

 

そういえば、私が小さい頃にはふたりっ子っていう将棋マンガを原作にした朝ドラがやっていて、男女の仲は複雑だなぁ、なんてことを思いながら見てたっけ?

あれ?朝ドラが原作だっけ?

 

ふたりっ子 (1) (Jour comics)

ふたりっ子 (1) (Jour comics)

 

 

 

Chapter 2:河沿いの町

朝起きると、バタバタした川本家、というかひなたから始まる。

ほんわかモードの始まり。

 

父倒しのダメージを負う、零の深刻な心持ちを盛大に圧倒していく、ひなたのバタバタ感が、昭和のマンガ感を醸し出してる?

 

ひなたは楽しそうに学校へ行き、零は学校でも行って見るか、ぐらいの心持ち。

授業は退屈に時間が過ぎるのを待ち、教室で楽しそうな昼休みの時間が流れ・・・

かと思いきや(予想通り?)、それと反するかのように、一人で昼ご飯を食べる桐山零。

そこに陽気な教師が現れ、会話の中で、実は結構買ってて、相当稼いでいるのがわかってしまう。

 

確かに、プロ棋士って、強ければ年齢は関係ない、の世界。

そういう意味だと、プロスポーツ選手よりも、アイドルや歌手に近いものがあるんだろうか?子役的な?

棋譜を睨みつけて、最善の一手を考え抜く様は、鬼気迫るものがあるよね。

 

鍵を返しに川本家、ではなく、三日月屋へ。

実は、川本家は和菓子屋だったのだ。

 

また、この和菓子屋のほんわか感がすごい。

じーさん、じじバカだしね笑 

 

ご飯は断り一人帰る零を待ち受けていたのは、丸い何者か・・・

・・・怪しいのに、怪しくないw

なんだろうこの擬音w

 

この力が抜けるような擬音も、三月のライオンの特徴だよね。

とてつもなく重い話の裏に、とてつもなく軽く陽気な擬音が舞ってて、そのコントラストの鮮やかさが、この漫画の魅力の一つなんだと思う。

 

1話は説明回の要素が強く、そして何も取り戻していないまっさらな状態

主人公には、

女性のひどいトラウマがあって、

将棋指しで、

高校生なのに一人暮らし

3兄弟で、小さい頃から将棋が強い。

 

どうやら急に一人暮らしを始めて、

でも、ご飯に呼んでくれる人がいる。

 

その家は、猫と女の子と爺さん。

 

でも、アイスやプリンをお土産に買うくらいに稼いでいて、

高校生でC級1組5段17歳プロ棋士

 

説明回でもあり、極端なまでの対比回でもある。

川本家のほんわか感と、桐山零の陰鬱さ

高校ののんびりさと、屋上一人飯の桐山零

楽しそうに学校に行くひなたと、「学校に行ってみよう」な桐山零

強い子供と、負ける親

ほんわかしていると思ったら、実は川本家には父も母もいない

 

なんとも、ドキドキする展開が待ち受けていそうなそんな幕開けでした。

ここから、話はどう流れて行くのでしょう?

 

原作と見逃し配信

 

 大人買いって憧れるよね笑

3月のライオンは、ぐんぐん引き込まれてくので、翌日仕事の時に読み始めるのはオススメしない。

 

原作にはマンガで表現されるべきことが表現されていて、アニメは原作に忠実に、でも、アニメだからこそできる表現が丁寧に上乗せされているのが魅力的。

だから、アニメを見たら原作の世界観が壊された、なんてことは起きない。

そういう意味で、安心して見られるアニメだと思う。 

 

今や、アニメを見逃したとしても月1000円で繰り返し見られる時代になってしまった。

昔はチャンネルも奪い合って、ビデオの録画も奪い合って大変だったのにな〜笑

いい時代になりました。違法の無料動画なんてやめて、面白いコンテンツには敬意を払いたいですね。

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DVDのレンタルも開始しているので、TSUTAYAの宅配レンタルもオススメです。

なんせ、延滞の概念がないので、気づいたら期限切れで、2000円余計に払う羽目になった、とかないんですよ!

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